2011年8月6日土曜日

朝晩の歯磨きのポイント

朝晩の歯磨きは、口臭予防で一番の基本とも言えます。
一日、2回でOKというのは、歯磨きのやりすぎはかえって逆効果になってしまうからです。
一日に何度も何度も歯磨きをしてしまうと、口臭を予防してくれている唾液も一緒に洗い流してしまう上に、歯や歯茎を傷つけてしまい、虫歯や歯周病の原因にもなりかねないのです。
正しい歯磨きをしていれば、朝と晩の2回だけで十分なのです。

どうしても気になるという方は、食前から食後にかけて多く分泌する唾液を洗い流してしまわないよう口をゆすぐだけにするか、少し時間を置いて(唾液が多く分泌される時間帯を避けるため)歯磨き粉をつけずに軽く歯磨きをするようにしましょう。
それだけでも、食べかすや口の中の不快感は十分に洗い流せるはずです。
それでも物足りないという人は洗口剤やキシリトールガムなどの使用をおすすめします。
また、歯磨き粉の使い方にも注意が必要です。

多く使えばよく泡立ち口の中がさっぱりしてしっかり洗った気がしますが、実は、歯を傷つけているだけで肝心の汚れや菌が落ちていないことがあり、結果的には口臭へと繋がってしまうのです。
よく泡立つ歯磨き粉ほど研磨剤が多く、歯を傷つけてしまう恐れがあるので、歯磨き粉を使う場合は少量を歯ブラシにつけ、あまり泡立たない程度にしましょう。
こうすることで、舌で歯のザラザラした感触が分かり、汚れが落ちたかどうか磨いているときに確認することも出来ます。
朝晩の歯磨きを正しく行い、口臭予防に努めましょう。